フォーラム2005 in東京・IT活用による元気な学校づくり
コーディネーター
■堀田龍也(ほりた たつや) 静岡大学情報学部・助教授 
小学校現場を経験した後,研究者に転身。現在も年間50日を小学校で過ごす。
教員や情報教育関連企業とのたくさんの共同研究を推進している。
情報教育が普及の時期に入った今、教員の仕事の情報化がキーだと感じるこの頃である。
<略歴>
昭和39年生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。電気通信大学大学院情報工学専攻修了。
東京都公立小学校教諭,富山大学教育学部助教授を経て、現在、静岡大学情 報学部助教授。
文部科学省「初等中等教育におけるITの活用の推進に関する検討会議」「新・情報教育に関する手引作成協力者会議」など教育の情報化に関わる政策編成の委員を歴任。
NHK学校放送情報教育関連番組企画委員。
発表校
■愛知県小牧市立光ヶ丘中学校 
愛知県小牧市の公立の中学校。学校のみならず、家庭や地域も作る学校ホームページを通して、学校・家庭・地域で子どもの学びを支援する共同体づくりを推進している。学校ホームページの毎日更新を実現し、半年間で10万アクセスを達成。
・玉置 崇(たまおき たかし) 光ヶ丘中学校校長
学校運営のさまざまなアイデアの発信者の一人。個人としても、授業やネットワーク実践をホームページで発信している。
・西川菊次郎(にしかわ きくじろう) 光ヶ丘中学校教頭
・前田 肇(まえだ はじめ) 光ヶ丘中学校おやじの会代表
■東京都足立区立五反野小学校 
東京都足立区の公立の小学校。文部科学省の「新しいタイプの学校運営の在り方に関する実践研究開発」指定校となり、学校・家庭・地域が三位一体となって新しいタイプの学校づくりを進めている。2004年11月に、全国初の「地域運営学校(コミュニティースクール)」となる。
・三原 徹(みはら とおる) 五反野小学校校長
東京都初の民間出身の小学校長。ITをフルに活用するなど学校運営に新しい試みを取り入れ、地域・保護者と三位一体となった学校づくりに取り組んでいる。
■愛知県小牧市立小牧中学校 
愛知県小牧市の公立の中学校。早くからネットワークを活用して、学校を開く試みを実践。「教育の質と効率を高める職員室グループウェア」「子どもを育てる通知表」「保護者・地域とのコミュニケーション」等のテーマに加え、本年はITを活用した「子どもの学力アップ」に取り組んでいる。
・石川 学(いしかわ まなぶ)   小牧中学校教頭
・神戸和敏(かんべ かずとし)  小牧中学校教務主任
・森瀬晃子(もりせ あきこ)       小牧中学校教諭・家庭学習主任
・松永恒二(まつなが こうじ)    小牧中学校教諭
ゲスト
■宮崎 稔(みやざき みのる) 学校と地域の融合教育研究会(学社融合研)会長 
現習志野市立鷺沼小学校校長。秋津小学校校長として、秋津コミュニティ(秋津小学校区の生涯学習を推進する任意団体)の実践に深く関わる。また、学校開放を推進し、学校と家庭・地域の融合に寄与する全国的な情報を会員に発信し学び合う「学社融合研」の会長を務める。
■後藤真一(ごとう しんいち) 後藤教育研究所
教育コンサルタント。教材出版社で中学校向け教材作りに16年間たずさわった後、独立。
学校と地域や専門家をつなぐ「学校の裏方」をめざす。現在は、学校現場を歩き、自分を磨く修行の日々を送っている。岡山県在住。
NPO法人元気な学校を支援し創る会
■大西貞憲(おおにし さだのり) NPO法人理事
教育コンサルタントとして、「教師と同じ目の高さで考える」をモットーに、「総合的な学習の時間」、 「絶対評価」、「学校のIT化」、「地域と学校のかかわり」など、いろいろな面で元気な学校づくりを応援。
特にIT化の推進では、中高での教職経験と企業での教育ソフト開発の経験が活かされている。