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日本初の“地域立”小学校
「週刊 五反野小通信」(No.22)
通知表をデジタル化「個人のカルテとよいところ見つけ」
五反野小学校では、今年度から2期制を採用し、10月8日が1学期の終業式でした。この日には、通知表「あゆみ」が子どもたちに手渡されましたが、2期制となること、そして校務処理にコンピュータを導入して活用していることなどから、新しい通知表にはさまざまな工夫と改良が施されています。
〜通知表を担当されている田中琢也先生にお話をうかがいました〜
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| 通知表を担当されている田中琢也先生 |
Q.今年度の通知表のおもな変更点を教えてください。
A.大きく3つの変更を行いました。
- まず、今まで手書きで作成していたものを、すべてデータをパソコンで入力してデジタル化して取り扱い、出力するようにしました。
- また、保護者向けの「あゆみ」のほかに、おもに子ども向けに、子どもたちのふだんの活動の中でよいところをほめる「よいところ見つけ」のシートを作成して、あゆみと一緒に手渡しています。
- 2期制に伴い通知表が年2回となりましたが、それを補うために夏休みと冬休みの前に、「学習・生活の記録」を配布しています。
Q.通知表をデジタル化することのねらいは、どんなところにあるのですか。
A.一つは清書・転記の労力を削減し、その分、情報の中味の充実に、より手をかけるようにするのがねらいです。
また、デジタル化することで、通知表の情報を学校として残すことができ、他のクラスを担当されている先生も、次年度に担任する先生も、子どもたちの過去のようすがいつでも見られる個人カルテを、作成・蓄積していくことができます。今までは、コピーなどを利用して個々の先生が工夫して運用していましたが、システムとして一元的に利用できるようになったのは、大きな成果です。
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| ▲複数の先生のコメントが記入されている |
Q.「よいところ見つけ」は、初めてのこころみですね。
A.今年度から教職員に一人1台ずつパソコンが配布されました。これを活用して、校務を効率化するシステムなどを使用していますが、子どもたちのふだんの活動の中でよかったことを、担任しているクラスに限らず教職員全員が気づき評価するしくみを導入しました。ここで記入された情報を、子どもごとに1枚のシートにして、通知表と一緒に配布しています。
「よいところ見つけ」が本格的にスタートしたのが夏以降でしたので、今回はまだ書き込みの件数もそう多くありませんが、校長先生をはじめ多くの先生が、子どもたちのよいところを見つけコメントしています。後期はさらに充実させる計画ですので、保護者の方や子どもたちに、学校の教職員みんなで子どもたちを見ていることを伝えていけたらよいと思います。
Q.実際に作業時間はどうなりましたか。
A.今回は、新しいシステムに移行するとあって、通知表のレイアウトの検討から、入力や操作の仕方の習得までさまざまな作業が発生しました。それらの手間を合わせて、主観的には作業時間が同じくらいかなと感じています。後期以降は、大幅に時間を短縮できそうですので、その分、情報をより充実していくことができると思います。また、使っている中で、こんな機能もほしいといった要望も出てきていますので、より改良して、さらに使いやすいものにしていけたらと思います。
また、学校の先生は異動がありますので、来年以降いらっしゃる先生のために、五反野小学校の通知表作成のわかりやすいマニュアルを用意していくことも重要ですね。
ありがとうございました。
(編集部 小西)
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●週刊五反野小通信
日本初の「地域立」小学校として、学校・家庭・地域が三位一体となって新しいタイプの学校づくりを進めている東京都足立区立五反野小学校にスポットをあて、そのさまざまな取り組みを週刊でお届けいたします。
◆足立区立五反野小学校◆
・文部科学省 「新しいタイプの学校運営の在り方に関する実践研究開発」指定校
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