2 問われない教育力
教師力アップセミナーの主旨に大賛成。 家庭の教育力、地域の教育力の低下とはいうが、学校の教育力という言葉さえ、聞かない。本セミナーは明確に述べている。
学校の教育力は、子どもへの影響力、親への影響力、地域への影響力がどれほどあるかということ。その自覚を学校がもっているかどうか。相当の覚悟をしなければ、学校の教育力を高めるのは難しい。
<例>学校は地域に頼むが、逆に地域からの頼みに応じているか。厳しい地域の目があることを感じるべき。 <例>先生はなぜあんなに冷たい顔でぶっきらぼうなんだ。 |
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3 灯台教師と黄門様授業 <問>先生方はだれのための授業をしていますか。
子どものためと答えるでしょう。ところがその子どもをどれほどとらえて授業をしているのか。不明確な方が多いのではないか。 灯台教師とは、子どものことを考えず、自分の光を出して、その光にあたった子どもだけを面倒みる教師。「僕は分からない」という子どもを育てているか。分かる子どもだけを指導しているのではないか。
黄門様授業とは、最後に結局、これを覚えておけ!という授業。 |