ベストな授業をつくる
志水廣(愛知教育大学教授)


授業力を高めるには!

まず教師に余裕があるかどうか。

子どもの発信をキャッチして、教師がレスポンスをきちんとすること。つかみと切り返し能力。それを意図的に訓練をすることが大切。

受容の言葉が大切。

教材研究をするときは、まず自分で問題を解くこと。すると様々なことが見えてくる。

まず自分にあう授業スタイルでやってみればよい。問題解決学習型がよくて、説明型が悪いわけではない。説明型でもすばらしい授業をする先生はいる。

授業力
{(教材把握力)×(子ども把握力)×(指導技術力)}×(精神エネルギー)

問題を把握させたあと、見通しを持たせるために集団で話し合うことは「集団カンニング」と同じ。まず自分で考えさせること。

「○つけ法」と「復唱法」で授業力は必ず上がる。

うまい先生とへたな先生の差は、子どもの言葉をキャッチする力に差がある。

子どもの言った言葉が同じように教師が言えるかどうかがポイント。